
林屋山、山に洞があり、洞に山があり、洞に洞があり、皆繋がっています。洞内には別の景色があります。 
道教によると天下では十個の大洞があり、三十六個の小洞があり、七十二個の福地があり、すべて神仙の住み場所です。林屋洞は九つ目で、それで第九洞と呼ばれます。昔は林屋洞に龍が住んでいたとの伝説がありまして、それで洞の形が龍に似ます。別の名前が“龍洞”です。林屋山は龍洞山とも言います。洞内はすごく広くて、石もいっぱいです。屋根が普通の部屋とほぼ同じく平らなので、林屋と呼ばれます。洞内がすごく静かで、歩きながら洞内の奇観を楽しみます。洞が洞と繋がり、探検のように感じます。歩き道が広くなったり、狭くなったりします。洞に石室、龍床、銀屋、石钟等があります。蛙、鹰、魚、羊のような奇異な形もあります……実に面白い。 
林屋洞は地下暗河と繋がり、毎日の出水量が300立方メートル、源が遠い川は流れも長い、絶えずに流します。鏡面のような水面に険しい岩の影が映され、安らかな感じで綺麗です。洞内には若干の泉穴があります。有形の泉穴が二つあり—乳泉と紫隠泉です。乳泉の水が牛乳のように真っ白で、特に雨季になると水が多くなり、まるで瀑布みたいです。紫隠泉は水源が充分で、絶えずに流します。明朝大学士王鏊の《紫隠泉》に“洞口に深井があり、井の水が澄みきっている。私は罂を取り、仙源に通じる”との名文を残しました。水が洞について行きます。青々と倒影が映されています。

冬になると、洞外が非常に寒いですが、洞内が春のように暖かいです;夏になると、洞外が非常に暑いですが、洞内が涼しいです。洞を出て山に登り、夕方に山を眺め鳥が巣に戻します。漁帆がバラバラで、炊煙が上がり、“林屋晚煙”が一枚の中国水墨画のようで、西山古代十個の風景の一つになります。天地間に存在します。


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